沖田学習ゼミナーの教育コラム『おんざうぇい』

  • おんざうぇい2018年7月


  • 2018.07.04

  • ナツツバキ花

    自己肯定感

    「学習塾が、社会から求められていることは何か?」私たちが常に抱えるテーマです。当然のことながら、子どもたちの勉強に対するモチベーションをアップさせて、学力を向上させることが最重要課題です。ひいては志望校に合格していただくことが最終目標となります。しかしながら、ベストを尽くして頑張ったからといって、必ず志望校に合格できるというものでもありません。では志望校に合格できなければダメなのかというと、決してそんなことはありません。勉強とは何のためにあるのでしょうか。

    6月末はどの中学校・高校も期末考査でしたので、中高生はその準備に余念がありませんでした。中には「周りのみんなが試験に向けて頑張っているので、提出物だけはちゃんと出そう」くらいの意識がゆるめの生徒も見られますが(苦笑)、概ね良い点を取ろうと一生懸命に努力をしていました。私たちも全面的に試験勉強のバックアップをしていきます。そして私たちにとっては、試験の後に大事な仕事が待ち受けています。テストの結果(得点)を報告してもらい、良かったこと、悪かったことを分析して次へと活かしてもらうことです。良い点を取りたいのは誰しも同じですが、やり方を間違っていたり、時間が足りなかったり、計画的に行動していなかったりと、結果には原因が付きものです。自分の行動を客観的に反省できるならば、次は同じ轍を踏まないような工夫もできるものです。

    ある生徒がたずねました。「先生、社会科はどうやって勉強したらいいんですか?」「英語はどうやったらできるようになるんですか?」 それに対して私たちの考える勉強法を伝えます。ただそれは誰にでも当てはまる万能の勉強法とはいえません。なぜなら個々で興味の方向が違っていて得手不得手があったり、学力レベルも違っていたりするわけですから。あくまでも「自分に合った勉強法」を見つけていくことが重要になります。

    「長い時間勉強したのにわかるようにならない」「頑張っているのに成績が伸びない」と自信をなくしてしまう場合があります。そんなとき「自分は頭が悪いんだ」などと決して思ってはいけません。「自分に合った勉強法」が分かっていないだけなのですから。それが分かるまでは試行錯誤が必要です。中途半端ではなく徹底してやってみることも必要でしょう。結果が伴うことで初めて、「このやり方ならできる!」という自己肯定感を持つことができます。この自己肯定感こそが、これからの人生を歩んでいく財産になります。

    生徒のみなさんはいずれ社会に出ていくことになります。学生時代に勉強したことが、すべて将来の職業に役立つなどとは思いません。むしろ関係のないことの方が多いでしょう。しかし、将来どんな職業に就いても、仕事のやり方を覚えたり、さまざまな新しいことを勉強しなければならない場面が必ずやってきます。ときには自分のやりたいと思うことを後回しにして、忍耐強く勉強したり、仕事を黙々とこなさなければならないというのは当たり前のことです。そんなときに「まぁ いいや!」と投げ出すことなどできません。周りの人や先輩方に支えられながら成長していけばよいわけですが、ここで一番頼りになるのは自分自身の経験です。「こんな時にはこんなやり方で乗り越えた」、「こうすると周囲の協力を得られる」…人は経験で得たさまざまな財産をステップにして、一歩ずつ前進することができるのです。

    タチアオイ横

     

     


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